アニメ

キミはスッパマンというヒーローを知っているか?~正義とは?~

改めて見るスッパマン

突然ですが、皆さん。

スッパマン

というキャラクターをご存知ですか?

漫画・アニメのDr.スランプ「アラレちゃん」に登場するキャラクターなのですが、改めて彼から学ぶことがあったので、想いをまとめてみました。

こいつです↓

スッパマンとは?

改めてスッパマンについておさらいです。

スッパマンとは前述にもあるとおり、漫画・アニメのDr.スランプ「アラレちゃん」に登場するキャラクターです。

アメコミヒーローの「スーパーマン」の真似事のようなことをしています。

電話BOXの中に入り、スーパーマンそっくりな恰好に変身します。(しかしスーツの真ん中の文字は「S」ではなく「す」という文字になっている)

変身した後は梅干を食べて、

「梅干食べてスッパマン!」

と、叫びます。

自称正義のヒーローです。

なぜ「自称」なのかというと、人を助けるような素振りをするものの全く人を助けていなく、むしろ迷惑な行為をするので、村のみんな(アラレ以外)からはアホ呼ばわりされています。

スッパマンの功績?

スッパマンがどれだけヒドイか、これまでの代表的な功績(?)を紹介します。数えきれないほど酷いことをしています。タチの悪いの悪い事例を紹介します。

銀行強盗が押し入り、銀行強盗と戦おうとするが、強盗が拳銃を持っていることを知り、お金を運ぶのを手伝う。銀行の店員にアホ呼ばわりされたので、銀行を手榴弾で爆破する。

火事が起きる。電話BOXで消防車を呼ぼうとする人を押しのけ、電話BOXに入り、スッパマンに変身する。駆けつけたときには火事は鎮火されたが、自分が火を消したかったのに、消されてしまったことを逆恨みし、鎮火した家を爆破。

交通事故が起きたのでスッパマンに変身。しかし、スッパマンが駆け付けたときには救急車で無事搬送されていた。しかし、スッパマン自身の手で助けたかったので、手榴弾を救急車に投げつけ、爆破。そのあと、爆破した救急車からけが人を救出しようとする。

アニメなので、爆破しても人が黒焦げになるだけだから、パロディになっているけど、それに根差している精神的なものを考えると吐き気がする。正直、放送禁止レベルです。

といっても村のみんなもヒドイ

スッパマンもヒドイですが、村のみんなもそれに輪をかけるように酷いことを言います。

・スッパマンがアホだということを、泣くくらいバカ笑いしている。
・スッパマンがその場にいなくても、「アホがうつる」と罵る。
・子供に「勉強しないとスッパマンみたいになるよ」と言う。

スッパマンはなぜか自分の悪口に対しては敏感なので、それを聞きつけたらしっかりと報復します。

手榴弾を投げつける、吹き矢で仕留める、毛虫・ゴキブリを相手に見せる、大きな音を立てて気絶させる、水攻めをする、などなど・・・。報復のバリエーション半端ない。。。

これじゃあ、スッパマンが復讐する→村のみんなアホ呼ばわりする→スッパマンが復讐する負のスパイラルが続きます。。。

スッパマンの性格

そんなスッパマンが根ざしている精神は以下のようなものだと解釈しました。

みんなからチヤホヤされたい

自尊心を保ちたい

小さな労力で、大きなことをしたい(面倒くさがり)

ヒーローの真似事をしたい

自分の決めた助け方で、助けたい

真のヒーローとは?

スッパマンの性格を分析しても、当然ながらダメ人間ですね。。。

でも、私は思いました。

スッパマンと逆の考え方をすれば真のヒーロー像が浮かび上がるのではないか?

なので、

みんなからチヤホヤされなくても良い

謙虚

労力がかかっても、達成する(地道に努力する)

格好など、美味しいところだけをマネをしない

助かればどんな形でもいい(自分が関わらなくてもいい)

っていうのが、真のヒーロー像に近いかな?そう考えると・・・・

忍者、侍

が真のヒーローかな?

スッパマンと逆の考え方を目指していきたい。そう思いました。

スッパマンを反面教師にすると成長する

今回紹介した話

今回紹介した話は

 第14話「英雄スッパマン」
英雄スッパマン・パートⅡ

を参考にしました。(パートⅡってなんて投げやりなタイトル・・・)

スッパマンの愚行もドン引きですが、スッパマンをアホ扱いしているペンギン村の人たちにもドン引きしました。

ヨーセツ
特撮ヒーローに元気をもらって何とか生きています。特撮ヒーローから得た感動シーン、名言などをアウトプットして、二次的に特撮ヒーローを満喫しているサイトです。 まだまだ修行中ですが、このサイトの記事を読んで、少しでも元気になってくれることが夢です。 たまに好きな漫画、アニメについても書きます。 Twitterもやってます。気が向けばフォローお願いします。