なぜ。特撮ヒーローの記事を書き続けるか?
今回は私が特撮ヒーローの感想を書く理由について、持論を述べたいと思います。
大人的な話をすると、特撮番組というのは、元々「子供にオモチャを売りたい」という目的の元、各メーカーさんが宣伝費を支払って作られている番組です。要は特撮番組というものは「子供向けのスケールの大きい広告」なのです。なので、特撮ヒーロー番組に対して感想を書くというのは、子供向けの広告に対して感想を書いていると言い換えられると思います。それってどうなの?と思う方もいると思います。少なくとも私は今までそう思っていました。
しかし、制作者のトークショーに参加したり、インターネットの情報を読んだり、制作者側の情報に触れていると「おもちゃを売る」と言う目的はあるが、それとは別に「作り手の想い」があることが、ヒシヒシと伝わってきました。なので、ただの広告ではなく1つの作品なのです。
それでも、感想を書くにあたり、まだ引っ掛かることがありました。それは
作り手の想いと全く違う感想を書くとダメなんじゃないか?
ということです。自分の感想を世に出して、万が一その感想が制作者側の目に留まり「エッ?そんな想いでやってなかった」なんて思われたら、なんか恥ずかしいですよね?そう考えるとインターネットや雑誌で制作者の意図をチェックしないと感想は書けなくなります。ただ、それは窮屈すぎる。
しかし、私はこう考えるようにしました。
別に製作者の意図と全く違う感想があってもいいんじゃないか?
その感想が自分の血となり肉となりになっていればOKなのではないか?
もし思いっきり、制作者側の意図と全く違う解釈をしても、それを解釈して自分が元気をもらったり、成長するヒントをもらえたのならば、堂々と感想は書くべきだと思うようになりました。おそらくそれなら制作者側の人も良いと思ってくれるはず!
それに、違った視点で感想を書いて展開することで、その作品の世界が広がり、忘れられることなく残っていくと思います。私は幼少期から誰に進められるわけでもなく、特撮ヒーローを観て育ってきました。今の自分があるのも特撮ヒーローのおかげだと思っています。なので、私は今まで元気をくれた特撮に少しでも恩返しをするためにも、解釈が異なっていても、記事を書き続けていこうと思っています。
これが私が特撮ヒーロ番組の感想を書く理由です。