強さとは?
突然ですが、「強さ」って、なんでしょう?身の回りに「強い人」と聞いてどんな人を思い浮かべますか?今回はそんな強さについて仮面ライダー電王の話から抜粋します。
話の概要
イマジンたちの戦いが熾烈を極める中、良太郎は強くなりたいために、キンタロスに特訓を依頼します。しかし、キンタロスはなぜそんなことをするのか疑問に感じ、「そんなな必要ない!」と言います。そして続けてこういいます。
「良太郎はめちゃめちゃ強いやないか!俺が消えそうになった時に自分ところに入れてくれたやろ?普通、怖くてできへん!俺も無理や!大体、強く無かったらあの桃の字達(モモタロス達)が大人しくついとらんで!」
本当の強さ
キンタロスの発言にもあるように、以前、良太郎はキンタロスが消えて無くなりそうな時に「自分の中に入って」と言いました。既に良太郎にはモモタロス、ウラタロスの2体が入っていて、3体目(※)を入れたらどうなるか分からないのにも関わらずです。
(※隠れてリュウタロスが入っていたので、実際はキンタロスは4体目だが。。。)
また、騒がしいモモタロス達と一緒に、敵のイマジンたちをこれまで一緒に倒してきました。
こういった、良太郎の行動からキンタロスは「良太郎は強い」と言っているのです。 「強さ」を追及しているキンタロスだからこそ「本当の強さ」というのを見抜けるのでしょう。
強さというのは、表面上、体格が良かったり、腕っぷしが強かったり、外見が恐くて圧があったりする人のことではなく、良太郎のように「芯があり、いざという時に勇気をだし、誰かを助けることができたり、人を動かせる人」だと思いました。そして、良太郎の「強さ」には共通したことがあると思いました。
良太郎がその力を発揮する際は必ず「誰かのため」を想っているのです。
つまり、真の強さというのは
「誰かのために力を発揮することができる人」
即ち「思いやりの心」こそ「強さ」の本質だと感じました。
今回紹介した話
今回は 仮面ライダー電王
「第35話 悲劇の復活カード・ゼロ 」からのキンタロスのセリフからの抜粋でした。
ちなみに、良太郎が特訓するために乗り込んだ空手道場の道場主役として、岡元次郎さんも登場しています。岡元次郎さんの貴重なコミカルな演技にも注目です。