仮面ライダージオウ・時計屋クジゴジ堂の店主であり、常盤ソウゴの叔父である常盤順一郎さんの名言・名シーンが止まらない!
今回も感動のシーンを紹介し、学んだことを書きます。
話の概要
両親が亡くなり、身寄りのない主人公・常盤ソウゴは叔父の常盤順一郎と暮らしていた。
常盤ソウゴを倒しにきたはずのゲイツとツクヨミも話が進むにつれソウゴに惹かれ、行動を共にするようになり常盤順一郎の家に住んでいた。
しかし、ゲイツとツクヨミは「ソウゴを倒す」という目的に立ち返ることになり、その元を離れる。
順一郎はソウゴを心配するがソウゴは「大丈夫」の一点張り。
順一郎は意を決してソウゴにこう伝える。
ソウゴと暮らしてて一つだけ後悔していることがある。
それは叱らなかったこと。
両親を突然失くしたソウゴにどう接してあげればいいかわからなかった。
だが、ゲイツとツクヨミがいなくなった今、叱るべきだと感じ、
そして、こう言い続ける。(以下、順一郎のセリフそのまま掲載しています)
叱らせてもらうよ。
寂しいんだろう?ゲイツくんとツクヨミちゃんがいなくなって。
寂しい時ぐらい大丈夫なんて言わないで。ちゃんと寂しいっていいなさい!
寂しい時に寂しいって言えない人間なんて、人の痛みがわからない王様になっちゃうぞ!
自然と涙がホロリ・・・
常盤順一郎役の生瀬勝久さんの演技と相まって自然と涙がホロリとしてしまいました。
リアルタイムで放送していたときも、SNSで感動した!泣いた!などなど、たくさんの反応を確認しました。
ていうか、
叱ってないよ!
良い人すぎるよ~叔父さん!
実際、ソウゴはこの後、叔父さんのお叱りを受け止め、ゲイツに「寂しい」と言い、またゲイツとツクヨミと行動を共にすることになります。
人の心を動かすには、単純に激怒するだけではダメなんですね。
たまに
と言う人がいます。
しかし、それで相手がちゃんと動いたところを私は目撃したことがない。
ほとんど逆効果な気がします。
本当に相手に動いて欲しいならこのようなコミュニケーションを心がけたいと思いました。
人の心を動かすには?
このシーンを観て、人の心を動かすのは
自我がないこと
だと思いました。
叔父さんは形式上、叱っているような言い方だけども、話には1つも自我がない。
ソウゴの幸せしか考えていない。
叱る、怒るときって誰でも自我が入りやすいと思います。自分が期待していること以下のことをされると相手に対して怒りの感情が湧きます。
そういう状態で相手と話すと、
相手は
「あ、この人、私のために叱っているわけではないな。」
と感じ取ってしまいます。そう。ただのストレス発散です。
なので、自我を無くすことが、コミュニケーションの近道だと思いました。
今回紹介した話
今回紹介した話は、EP27「すべてのはじまり2009」からのワンシーンから抜粋しました。
自我のない、生瀬勝久さんの演技は必見です。素人目でも分かるくらい演技がホント凄い。常盤順一郎の話だけで、いくつも記事書いちゃってます。。まとめ記事でも作ろうかな。