言葉の力。
目に見えないけど、物凄い力があると思います。
同じような意味であっても、言葉の掛け方の違いで人の心を動かすのだと思います。
仮面ライダーW
「仮面ライダーW第14話 レディオでQ/生中継大パニック」
でフィリップが若菜姫に掛けた言葉が印象に残りました。
話の概要
表向きは風都のアイドル「園咲若菜」として活躍している、通称「若菜姫」。
しかし、彼女は裏では自分勝手で高慢な態度をとる女性。
そんな彼女が「ミスタークエスチョン」と名乗る人物から狙われる事件が発生。
事件が進む中でフィリップを頼るようになり、その過程でフィリップに自分の家族の悩みなどを打ち明け始める。
その純真な若菜の側面をすぐに気づき、フィリップは彼女にこう声を掛けます。
とても優しい声でしたよ。今の若菜さん。
きっとそれが、本当のあなたですね。
その後、真犯人を見つけ、彼女は復讐をしようとしますが
フィリップの言葉を思い出し、復讐を踏みとどまります。
声の掛け方が神
「高慢な態度の若菜姫」
「優しい声の若菜姫」
実際のところ、どちらの姿も本人であり、
「高慢な態度」という悪い側面が現れることが多いのだと私は思います。
しかし、
優しい声をした時の彼女が
「本当のあなた」
と言ってあげる
そのことにより、「高慢な態度」から「優しい声」の若菜姫に徐々にシフトしていく・・・
それとは逆に、
「高慢な態度」のお前が本当のお前だ!
何て言ったらどうでしょう?事実ではあると思いますが、更に「高慢な態度」の若菜姫に変貌していくのだと思います。
どちらも事実だけど、言い方ひとつで心の動きは逆に向かう。
私も人の良い側面が現れるような、そういった言葉をかけていきたい。