今回は仮面ライダーW 48話で学んだことを書きます。
Wは全話49話なので、最終回の1つ前の話です。
これぞ仮面ライダー!
といった名言が飛び出しましたので、それについて学んだことを書きます。
シーンの紹介(ざっくりです)
仮面ライダーWは左翔太郎とフィリップ、二人で一人の仮面ライダー。
風都の街を席巻したミュージアムは壊滅し、残るは財団Xとの戦いに。しかし、フィリップはあと1回、Wに変身すると消えてしまうという事実を翔太郎に伝える。
その時、財団Xの加頭順が彼らに襲いかかる。
変身するとフィリップが消えることを知った翔太郎は変身をためらってしまい、若菜が加頭順に拐われてしまう。
その後、次々と仲間が襲われ、ついには亜樹子まで襲われてしまう。
倒れた亜樹子を抱き上げフィリップは
フィリップ「ボクのせいで、アキちゃんが・・」
それに続き、翔太郎も
翔太郎「俺のせいだ・・・ごめんな・・・フィリップ」
といい、翔太郎は一人、加頭順のもとに向かう、
加頭順のもとに向かった翔太郎は仮面ライダーWに変身せずに、生身で若菜を助け出し、加頭順のアジトごと破壊する。そこへフィリップが駆けつけ、さらに破壊されたアジトから加頭順が出てくる。以下、そのシーンでやりとり。
加頭順「ばかなこの程度で私の計画が、止まるとでも思うのか」
フィリップ「止めるさ。何度でも。この左翔太郎が街にいる限り」
翔太郎「例え、お前らがどんなに強大な悪でも風都を泣かせるやつは許さねぇ。身体一つになっても喰らいついて倒す!その心そのものが仮面ライダーなんだ。この街に仮面ライダーがいることを忘れんなよ。」
そして、フィリップと翔太郎は最後の変身をし、加頭順を倒す。
引き継がれる仮面ライダー魂
仮面ライダーは戦隊ヒーローと比べると、仲間こそはいるものの、肩を並べて戦える仲間は少ない。例えいたとしても、裏切りや別れが多い。また肝心なときに、いなかったりすることが多いと思います。
そいうったとき、仲間に頼らず、自分で解決していくんですね。
もちろん仲間の存在は貴重だけど、
”例え仲間がいなくても戦い続ける”
この精神が歴代の仮面ライダーに共通しているテーマだと思います。
なので、今回の翔太郎のセリフ
身体一つになっても喰らいついて倒す!その心そのものが仮面ライダーなんだ。
は、歴代の仮面ライダーの魂が引き継がれていることを感じることができる、決定的なセリフだと感じました。
キーワードは「自立」
「身体一つになっても喰らいついて倒す!その心そのものが仮面ライダーなんだ。」
仮面ライダーの魂を受け継ぐ、至極の言葉だと思います。
私もその精神を受け継ぎ、心だけでも仮面ライダーになりたい!
では、どういった精神からこのような言葉でるのだろうか?
考えてみました。
それは
自立
なのではないかと思いました。
仮面ライダーWというのは二人で一人の仮面ライダーとはいうものの、一人になっても物事を解決する力、すなわち「自立」する力を持っている。自立した者同士が、協力し合うから大きな力が発揮できるのだと思います。
逆にお互いが依存した者同士というは何人集まっても、力が発揮できない。
○○がなんとかしてくれるからいいや。
こんな状態では戦えません。
仮面ライダーの心、それは「自立」
自立をするには?
よし、翔太郎やフィリップのように自立しよう!
そうすれば、心は仮面ライダーになれる!
そう思ってもできない。
現実においても、自立というものは難しいです。
私はついつい、人に頼ってしまう。
一朝一夕でできるものではない!
どうすれば自立できるのか?
ヒントをシーンの中で見つけました。
それは
加頭順に亜樹子が襲われて翔太郎、フィリップが駆けつけたシーン。彼らは口をそろえてこう言っていました。
自分のせいだと。
つまり、自立というのは「全てのことを自分事に捉える」
というのがカギだと思いました。
逆に「すべて他人事にとらえてみる」とこうなります
- 仕事で失敗した、上司のせい
- 受験失敗した、学校・塾のせい
- 人生失敗した、親のせい
・・・
自立とは真逆ですよね。すなわち依存。
但し、なんでもかんでも自分のせいにすると窮屈ですし、人から「自分事に捉えろ!」と言われるものではないとは思います。あくまで気づいて納得した人が実行することが大前提。
私はまだ未熟で
「親が○○してくれなかった・・・」
と思うときがありますが、ちょっと悔い改めようと思いました。
自己啓発などで、
「全て自分事で捉えると、人生、上手くいく!」
って言われれも、「へぇ~そうなんだ・・・」
としか思わないけど、
「全て自分事で捉えると心が仮面ライダーになれる!」
と考えると、重い腰が上がりそうです。
よし!周りのことを自分事で捉え、仮面ライダーに近づくぞ!