「 平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」
を映画館で観てきました!
仮面ライダーが好きな私としては内容がどうであれ、
平成仮面ライダーが20周年を迎えた!
という時点で感動していますが、冷静な視点で書きます。
今作は虚構と現実がテーマ
今作は「虚構と現実」というのが一つのテーマだと思います。
仮面ライダーを視聴している側が「現実」
仮面ライダーが悪と戦っているのが「虚構」
なわけです。虚構、いわゆるフィクションというのは、現実世界においては軽視されがちだと思います。特に子供向けのヒーロー番組というものは、冷めた目で観ると、元々「子供におもちゃを買わせる」宣伝目的で作っているわけです。制作の優先順位としては「おもちゃの売上」が最優先で「道徳」の優先順位は低いわけです。
それを考えると同じ虚構の産物である「絵本・書籍」と比べると「特撮ヒーロー」は軽視されがちなジャンルではあります。
どちらにせよ「虚構」というのは現実の出来事と比べると軽視されています。まぁ当然ですよね。
しかし、この映画で「虚構と現実について」核心を突くを良いセリフがありました。仮面ライダービルド・桐生戦兎(きりゅうせんと)がいっていたこんなセリフでした。※すみません。うろ覚えなので全く同じセリフではありません。
虚構とか現実とか関係ない。その人の記憶に残っていれば、それで俺は良いと思う。
まさに同感。
現実でも虚構でも人の心に残っていればそれは「生きている」んですね。逆に現実に生きていても忘れられている人って悲しいと思います。(※漫画「ワンピース」を読んでいる人はわかると思いますが、Drヒルルクもこんなことを言っていましたよね。)
「人の心に残っていれば虚構も現実も関係ない」確かにその通り。しかし、私は虚構の素晴らしさは、それだけはないと私は考えています。
虚構の真の素晴らしさ・・・それは
虚構での得た勇気を現実世界で活かせること
だと思います。
例えば、現実世界で誰かにイジメられていたとしましょう。そんなとき、仮面ライダーを観て勇気をもらって、いじめっ子と戦う力をもらえれば・・・・これって虚構の産物が現実に活きていることになりませんか?
即ち「虚構」というのは現実でも役に立つわけです。
むしろ、虚構から学んだほうが、勇気を得やすいのではないでしょうか?現実の先生や親から「いじめっ子と戦え!」って言われるよりかは、仮面ライダーの戦う姿を観たほうが、勇気もらえると思いませんか?
少なくとも特撮好きの私は後者の方がはるかに効果が高いです。なので、結論としては特撮ファンからしてみれば現実より、虚構から教訓を学んだ方が成長できるわけです。
と冷静に語ると言っておきながら、熱く語ってしまいましたが、何が良いいいたいのかと言うと、
仮面ライダーよ永遠に続いてくれ!※FOREVERだけに(*´ω`)