仮面ライダー電王という作品は、脚本が良いためか、話の中で名言がたくさん生まれている気がします。特に私は桜井侑斗とデネブのコンビから学べることがたくさんあり、いくつか記事に起こしています。今回も名言を1つ紹介します。※ネタバレです。
話の概要
仮面ライダー電王には桜井侑斗という人物と、その仲間にデネブというイマジン(モンスターみたいなもの)がいます。
桜井侑斗はカードを使うことによって、仮面ライダーゼロノスに変身します。しかし、ゼロノスはカードの枚数が限られています。戦いを重ねていくうちに、カードは残り1枚になってしまいました。
そのため、できるだけ変身をしないように行動しており、何回でも変身できる仮面ライダー電王に戦いを任せていましたが、ある日、仮面ライダー電王1人だと倒せない強敵が現れました。強敵が仮面ライダー電王を追い詰めたその時、桜井侑斗はカードを使おうとします。残り1枚のカードなので、周囲は「変身するな!」といいます。しかし、桜井侑斗はこう言い放ちます。
ばぁ~か!カードはお守りじゃないんだ。使う時に使わないと意味がないんだよ!
侑斗の覚悟と優しさ!
桜井侑斗、本人の覚悟と優しさが垣間見れる名言です。カードは大事だけど、
何のためのカードなのか?
ここで使わないとどうするんだ?
何が大切で何が大切じゃないかを瞬時に理解し行動する。フィクションの話ではありますが、私も見習いたいものです。また、彼の胸の内にある優しさも伝わってきます。周囲は残りのカード1枚が無くなることを気にかけていますが、それに対して無言でカードを使うのではなく、このセリフを宣言してから使う。周囲の不安を払拭させてあげている侑斗流の気遣いがここにあります。
応用が効く名言!?
また、このセリフ、様々なことに応用できると思います。
〇〇はお守りじゃないんだ!〇〇しないと意味がないんだよ!
の〇〇の部分を様々なものに当てはめるといいと思いました。例えばビジネス本を読んでいても、実践できない時は
本はお守りじゃないんだ!実践しないと意味がないんだよ!
とつぶやいてみるとか
お金はお守りじゃないんだ!使うときに使わないと意味がないんだよ!
などです。※ただし、お金は貯めておくと、いざと言う時に使い道があるので、若干、お守りの要素あり。
なんて感じで色々当てはめてみると、行動に勢いがつくのかも思いました。
今回紹介した話
今回紹介したシーンは仮面ライダー電王「第32話 終電カード・ゼロ!」からのワンシーンでした。