仮面ライダー

仮面ライダー王蛇(浅倉威)から学ぶ勝負強さ

今回は仮面ライダー龍騎に登場した「仮面ライダー王蛇」について学んだことを紹介します。(※ネタバレ若干含みますので、ご了承ください。)

仮面ライダー王蛇とは?

「仮面ライダー王蛇」とは

平成になってから放送された仮面ライダーの3作目「仮面ライダー龍騎」に登場したキャラクターです。

「仮面ライダー」という名前がついているものの、正義のヒーローらしさは一片のカケラもありません。
仮面ライダー王蛇の変身前の姿である「浅倉威」の初登場シーンは

「牢屋の鉄格子に自分で頭を打ち付けている」

ところから始まります。また、なぜ牢屋にいるのかというと「イライラしたから」という理由で人を襲ったためです。(そして、懲役10年の刑が言い渡されています。)まさにライダー史上、前代未聞の狂気の仮面ライダーです。

↓牢屋で初登場シーンは第17話「後半30秒くらいです。」

第17話
脚本:小林靖子
監督:長石多可男

学ぶところは…勝負強さ!

こんな凶悪で無茶苦茶なライダー。学ぶところがあるのか?

ていうか「仮面ライダー」という名前をコイツにつけていいのか?

と思うかもしれませんが。

しかし、コヤツは仮面ライダー龍騎の作品の中で、無茶苦茶強いです。

元々「仮面ライダー龍騎」という作品は13人の仮面ライダーたちが最後の一人まで争い合うという設定なのですが、その争いの中でも際立って強く、作品中、沢山のライダーをフルボッコにしたライダーといっても過言ではないでしょう。王蛇が出てくると「誰かライダーが倒されてしまうのではないか?」というホラー映画を観ているような、戦慄が走ってしまうほど強かったです。正直、こんな最低なライダー憧れてはいけないと思いながら、その強さに憧れている自分がいました。それほどまでに惹かれてしまう、彼の勝負強さを今回、学びたいと思います。

強さの秘密

※今回は強さの秘密として「必殺技が強い」とかそういうことを分析するのではなく、現実にも応用できる範囲で、根本的かつ精神的な強さを探りたいと思います。なので、変身前の姿である「浅倉威の強さ」と言い換えても良いでしょう。

私が考える仮面ライダー王蛇(浅倉威)の強さは

 迷いがないこと

です。常に「相手を倒すことだけ」を考えているため、相手のちょっとした隙も見逃しません。また、通常の人間は相手を倒す瞬間に良心が働き「本当に倒していいのだろうか?」とためらってしまいます。それは日常の生活では良いことなのですが、勝負の時にそんなことを考えているようでは、勝負に勝てません。仮面ライダー王蛇(浅倉威)はそういった迷い・ためらいが一切ないため、他のライダーを圧倒できたのだと思います。

「相手を倒すことだけ」を考えているエピソードを1つ紹介すると、龍騎と戦う際に変身ポーズ中に変身前の龍騎を攻撃がしたことあります。

しかも鉄パイプで( ゚Д゚)(子供向けの番組のハズだか・・・?)

第21話
脚本:小林靖子
監督:佐藤健光

(TTFCだと21話 16:20ぐらいです)


前代未聞だよ!特撮のお約束、破るんじゃねぇよ!

と叫びたいですが、そうまでして「相手を倒したい」訳ですよ。この人。
ここまでズルいことをして「勝負に勝つ」のは如何なものですが勝負に勝ちたいのであれば、迷わないことなのです!

逆に「迷ったら負け」とも言い換えられるでしょう。戦いの最中に「こんな戦いに何の意味があるのだ・・・」なんて考えていたら倒されちゃいますよね。正しいか正しくないかはさておき、とにかく「迷わない!」というのが秘訣なんだと思います。

 

「勝負に勝つ」秘訣は「迷わないこと」

ヨーセツ
特撮ヒーローに元気をもらって何とか生きています。特撮ヒーローから得た感動シーン、名言などをアウトプットして、二次的に特撮ヒーローを満喫しているサイトです。 まだまだ修行中ですが、このサイトの記事を読んで、少しでも元気になってくれることが夢です。 たまに好きな漫画、アニメについても書きます。 Twitterもやってます。気が向けばフォローお願いします。