皆さん、たまに
「自分はズレているかも。」
気にしたりしていませんか?私はちょっと気にしてしまうタイプです。
そんなとき、あるキャラクターをみて、なーんだ、こういうズレかたならいいんだぁって思いました。
それは仮面ライダー電王に登場するデネブというキャラクターです。
彼は仮面ライダーゼロノスである桜井侑斗と契約しているイマジン(モンスター)なのですが、よく桜井に
お前、ズレてんだよ!
と怒られます。
どういうズレかたをするのかというと、
「ほぼ初対面の人に飴をくばり、今後もよろしく!」
といったります。
みんな飴が好きというわけでもないし、 初対面の人に飴を配っても 毒が入っているかもしれないので、渡したところで、食べてくれるかどうかもわからないですよね。
ズレていますよね?
また、敵と戦う際に、少し卑怯な手を使うと「こういうのはよくない!」といってフェアな条件で戦おうとします。
命をとられるかもしないわけだし、スポーツじゃないんだから卑怯とか言ってる場合じゃないですよね。
ズレていますよね?
でも、観ているとデネブの行動は別に迷惑をかけているわけでないし、むしろ微笑ましく感じる。ただの「ズレている」とは違うような気がします。仲良くなりたい人に飴を配るのも、命を懸けた戦いにフェアな戦いを挑むのも、ズレてるけど、本来そうあって欲しいよね。ってことをするような気がします。
それと、侑斗がデネブに対して「間違っている」とは言わないんですよね。
「ズレている」と言います。これってどういうことかというと、
「悪いことではないんだけど、周りは普通そうしないから恥ずかしい」
という意味が込められていると思います。悪くはないんだけど、世間的にそうしない。私はこう思いました。
これって実はズレているんじゃないくて、型にハマらない良いことをしているんじゃあないでしょうか?
周りが普通しないことって、結構良いことが隠されていると思うんです。
なので、日常生活においても自分が「ズレている」行動をしてしまって、周りから何か言われた場合、本当にただ「ズレている」だけなのか?それとも周りの同調圧力で「ズレている」と決めつけられているだけなのか?しっかりと見極めていきたいと思いました。
なので、ズレていると言われても落ち込むのではなく、もしかしたら型にハマらない良いことをしているのかもしれない!と考えてみると良いかもしれません。そこに成長のヒントが隠されていると思います。