魔術師オーフェンの「構成」の現実感ハンパない
皆さん、ファンタジー小説「魔術士オーフェン」の「構成」という概念はご存知でしょうか?
当時は「へぇ~面白いなぁ~」と思っただけでしたが、
あれ?でもこれって、現実でもこれと似た概念ってあるんじゃないか?
と思い、記事にしてみました。
構成について(おさらい)
まずは魔術師オーフェンにおける、構成のおさらいです。
構成とは、術師が魔術を使う際に作り出す際に必要な設計図のようなもの。
これを「構成を編む」という。
この構成が失敗すると魔術が発動しない。
構成を編む際には集中力が必要となり、精神が不安定だと構成を編むことができなくなる時がある。構成を編む速度と精度が魔術師の優秀さを表す一種のバロメーターでもある。
参考:オーフェンペディア
構成=脳内の高度なイメージ
現実世界では当然ながら魔術は使えませんが「構成は魔術を使うためのもの」ということを外して考えると、どうやらこの構成という概念は
脳内で考えている、文字以上の高次元のイメージ
だと私は解釈しました。
日常会話や単純作業ではなく、設計図を書いたり高度な文章を書く際は「構成」のようなものを編み出しているのだと思います。
私が生業している、プログラマーという職業を例にとると・・・・
プログラムで不具合が起きたときに、それを調べてお客様に報告することがあります。そのためには、複雑なデータベース構造を理解した上で専門用語を使わずお客様に理解できる言葉で報告する必要があります。その際には頭の中で「構成」のようなものを編んでいるような気がします。
プログラミングの世界ではなくても、営業の人でも、お客様に契約を取りけるためには、相手の精神構造と、商品の知識を総動員して、その場にあった言葉を話すのに頭の中での構成のようなものが描かれているはずです。
TV番組を作る際には「構成作家」という人がいますね。また、ブログを書く際もまずは「構成」から考える人も多いはずです。
おそらく現実世界でいうところの「構成」も瞬時に、そして、正確にイメージすることができれば、その人は恐らくその道のプロだと思います。なので、現実世界においても「構成」のようなものを構築するのは重要だと思います。
現実世界に構成を編むには
では、現実世界で構成を編むにはどうしたらいいか?
おそらくですが、以下のようなことをするのだと思います。
基礎練習を無意識レベルになるまで繰り返す。
イメージ力をつける。
精神状態を保つ。
じゃあ、さらに基礎練習って何をすればいいの?イメージ力をつければ何をすればいいの?精神状態を保つには何をすればいいの?ってなると一つ一つのテーマが重いんですけどね。
オーフェンに構成の練習法載ってたかな?また読み直そうかな・・・オーフェン。