何をするにしても、目的と手段などがこんがらがってしまい、挙句の果てに
自分は何をしたかったのか?
と人生の迷宮に入ってしまう、ワタクシです。。。
そんな時、特撮ヒーロー番組で、同じような失敗をしている例を見かけました。
それは仮面ライダー電王に登場する「イマジンと契約を交わす人々」です。
イマジンというのは仮面ライダー電王に出てくるモンスター達のことで、彼は一般の人々と契約を交わします。その契約とは
「契約者の願いを何でも叶え、願いが叶うと、契約者の大事な過去を奪う」
ことです。
イマジンは願いを叶えてくれるのですが、その願いの叶え方は一方的で、勝手な解釈をして願いを叶えようとします。なので、契約者は
「そんなこと頼んでいないよ!!」
と叫びます。
例えばある契約者は
「所属しているサッカーチームのレギュラーになりたい!」
と言うと、イマジンはそのサッカーチームのレギュラー選手達を怪我させて病院送りにします。そうすれば自動的に契約者がレギュラーになるわけです。
・・・・まぁ無茶苦茶ですよね。。。
どうみても、イマジンの解釈が間違っていますが、私は契約者の願いも曖昧なんだと思います。恐らく契約者の願いを正確に言うと、
「自分で一生懸命努力して、所属しているサッカーチームの監督、レギュラー陣からも認められた上で、レギュラーになりたい。」
のではないでしょうか?もしかしたらサッカーじゃなくても、
「一生懸命努力した後に、何か成果が得られる」
ことができれば、その契約者は納得するのかもしれません。
イマジンの勝手な解釈はひどいですが、契約者側も何がしたいかハッキリしていないわけです。
現実世界においても、悩みと言うのは「何がしたいか?」ということが分かっていないケースが多いです。「何がしたいか?」がわかっていれば後は情報を集めて実行すればいいだけですから。
自分の望みに気付くには
でも、現実は勉強しなければならない、仕事をしなければならない、忙しい、などなど、色んな要素が絡みあって、自分の望みに気づきにくいですよね。
どうすれば気づけるようになるか?
簡単です。
今回のようにもし、イマジンに願いを頼むとしたら?
を想像してみましょう。
例えば「社長になりたい。」とイマジンに言ったらどうなるでしょう?恐らく、イマジンは社長や、出世競争のライバルたちを亡き者にするでしょう。でも、それが目的はないですよね?じゃあなんなのか?と言うことを考えていくと、自分が本当は何がしたかったのか?見えてくると思います。
自分の本当の望みを知るには
イマジンにどんな願いを頼むか想像してみる。
今回紹介した話
今回紹介した話は、仮面ライダー電王「第5話 僕に釣られてみる?」「第6話 サギ師の品格」での話でした。
この他にもイマジンは様々な勝手な解釈で人の願いを叶えていきます。観てみると自分のやりたいことが見つけられるヒントになるかもしれません。