今回は 仮面ライダーBLACK第11話「飢えた怪人たち」で学んだことを紹介します。
敵のアジトを割り出す際の過程が難しすぎる
この話は敵が雨の胞子を降らせて、雨に打たれた人の体から植物が生えるとい話なのですが、敵のアジトを割り出す際の過程が細かく、難しすぎます。
話の中で専門家が記者会見で雨が降った地域と、人の体から植物が生える患者の関係性を説明します。(この時点で子供は理解できるのか?)
説明のために専門家は地図を利用し、八王子から東京の東側にかけて雨が降っていて、東京の東側には患者がいるのですが、八王子には患者がいないと説明します。その説明を聞いて、南光太郎は風向きや風の強さを計算して、敵が胞子を散布した場所は「奥多摩」だと判定します。
この話、わかる子供いるのか?
ちなみに私は何度も観返しました。。。
正確に理解するには、胞子が雨の風に乗るというイメージをしなければならない。そして、八王子や奥多摩の位置関係を知らなくてはならない。
わけです。特撮ヒーロ番組も子供向け番組だからといって油断すると置いていかれます。じっくりと集中して観ると理解力が高まると思います。
しかし、こういうことって結構大事で、1つ1つ理解することが、日々の生活に役立っているのだと私は思います。
仕事でもうわの空で理解せずに進んでいくと「話が噛み合わなくなる」経験が多々あります。なので例え子供番組だからと言って理解したふりをして先に進まず、1つ1つ理解していく習慣をつけていきたいと思ったのでした。。。
日常からヒントを得る~サボテンは水に弱い~
この話では、サボテン怪人と言う怪人が出てきます。この怪人は体からトゲが生えていて、例えばパンチで攻撃するとトゲが拳に刺さります。うかつに攻撃できないと思ったその矢先、この話の冒頭で「サボテンに水をやり過ぎると腐る」ということを南光太郎は知っていたのでそれを思い出します。そこで、サボテン怪人を水に落とし、勝利をおさめます。
子供向けの非常に良いエピソードだと思いました。サボテンは水に弱いという雑学知識も得た上に、「日常から気づきを得る」ということも学べます。
これはわかりやすい!
(敵のアジトを割り出す際の話とギャップがありすぎますが)
日常から気づきを得て、それを別のところに応用するということは、これからの時代、必要になってくる思考だと思います。
AI時代の到来により、1つのことを極めただけだと、AIには勝てない。様々なことを経験し、得た気づきを他の事例に応用して実行するスキルはまだ人間の方に分があります。
特に考えただけで終わらず、今回の話のように「実行する」ことが大事だと思います。
学んだこと
1、 集中して観ると理解力が高まる
2、サボテンは水に弱い
3、日常の気づきを他に応用して実行する
今回紹介した話
今回は 仮面ライダーBLACK 第11話「飢えた怪人」からの引用でした。
怪人とか、人の体から植物が生えたりするのは観ていて気持ちの良いものではないので、食事中の鑑賞はオススメしません(>_<)