※ネタバレです。
今回は仮面ライダー電王 第29話「ラッキーホラーショー」から学んだことを紹介したいと思います。
話の内容~おさらい~ |
前回の第28話で電王は偶然にモモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロス全員が良太郎に憑りついた新しい姿に代わります。それを受けて、29話では、いつでも4人が同時に憑りつけるようにするためには4人の心が1つになる必要があると良太郎が言います。そこで、彼ら4人のイマジンは心を1つにしようとしますが、上手くいきません。ついには、喧嘩をし始めて、そして、4人が一斉に声を上げます。
お前ら邪魔!
その瞬間、4人が良太郎に憑りつけるようになり、新しい姿で敵のイマジンを倒すのでした。。。。
え!そんな心が1つになってもOKなの? |
今回は、4人がお互いを「邪魔だ!」と思う気持ちが1つになることにより、4人の心が1つになった悲惨(?)な結果でした。
んなアホな。
と思いますが、現実でも似たようなことが起きているのではないかと思いました。
今、私が今まで経験した中で、「集団で大きなパワーが出たな!」と思える瞬間を振り返ってみると
・集団をまとめるカリスマ指導者が1人いること
・誰か嫌いなやつがいること
この2つだと思いました。
カリスマ指導者がいればいいのですが、カリスマ指導者がいない場合が多いので、そうなると
「誰か嫌いなやるがいること」
が集団を発揮する上でパワーになると思います。
今回の電王の話ではお互いがお互いを嫌っていましたが、実際の社会はもっと酷く1人を悪者にすることで、その他全員の心を1つにする例がよく見られます。
敵を設定すると力は発揮しやすいのが人間の習性なんだと感じました。
それは、この社会にいる以上避けられないことだと私は思っています。ですが、そうじゃないケースもあるので、諦めずパワーの矛先を「人」ではなく「目標」にすりかえるなどの努力はしていくべきだと思います。
学んだこと |
嫌いなやつがいると、心が一つになる。
今回紹介した話 |
今回は仮面ライダー電王 第29話「ラッキーホラーショー」から学んだことを紹介しました。
イマジン4人たちの喧嘩したりはしゃいだりしているときの、ノリの良さが観ていて楽しいです。制作スタッフは「心が1つになっている」じゃないかなと思います。どんな現場で制作しているか観てみたいところです。