仮面ライダーキバ全話視聴!
仮面ライダーキバを全話視聴しました!いや~楽しかったです!感想を書きました。ちなみにそれだけだとつまらないので、文末に観たことによる自己の変化も書き留めておきます。
コミュ障から脱却!?~渡の成長物語~
この物語はまず第一に、紅渡の成長物語といってもいいかもしれません。物語の始めは「この世アレルギー」を持っていると信じ込み、ゴーグルとマスク姿で外をうろついたり、新聞6紙目を契約させられそうになったりしました。
特に私がツボにハマってしまったのが、バイオリンの材料集めのために、テーブルが欲しいことをマスターに伝えるのに
「あの、、お願いがあるんです。表のテーブルの上の丸い板の茶の・・・ください!」
と言ったシーン(笑)
そんな彼が、友人との交流、争い、恋愛、家族に触れあっていく中で成長し、最終回くらいには
眼力だけでファンガイアが逃げてしまうほどに成長します。
いきなり成長するわけではなく、物語の随所随所で、渡が少しずつ成長していくので、
「何がきっかけで渡は成長したんだろう?」
と考えを巡らせている時間は、大変至福の時間でした。
過去と未来が並行して動く斬新なストーリー
なんと言っても、仮面ライダーキバは過去と現在でそれぞれのストーリーが進行するというのが特徴的です。しっかりと過去と未来で話が繋がるところが、非常に気持ち良い!毎回観るたびに感心してしまいます。脚本の技が光る作品です。
デザインは平成仮面ライダーの中でも屈指
また、個人的な好みでもありますが、デザインは平成仮面ライダーの中でも屈指のカッコよさといってもいいのではないでしょうか?仮面ライダーキバ、仮面ライダーイクサ、仮面ライダーサガ、そして仮面ライダーダークキバ、どれも色彩鮮やかでかつ、シャープな仕上がりだと思います。
さらにパワーアップした仮面ライダーキバエンペラーフォーム、ライジングイクサ。も更に、良い仕上がり。仮面ライダーを全く分からない人に、どれがカッコいいかのアンケートとれば上位に食い込むカッコよさではないでしょうか?
しかし、おもちゃを売る気が感じられない
これだけデザインがいいものがそろっているにも関わらず、おもちゃを本当に売る気があるのか?といったストーリー展開でした。まず、仮面ライダーキバの基本の3つのフォームのうち、パッシャーフォーム、ドッガフォームは出番が少ない。。
また、仮面ライダーキバのエンペラーフォームは後半活躍しますが、エンペラーフォームに成長するタイミングがわりとあっさりパワーアップしました。え?そんなんでパワーアップするの?みたいな。
そして、個人的に仮面ライダーダークキバはかなりカッコいい部類に入るのですが、物語の終盤に登場したので、おそらくおもちゃも出てないのでは?出たとしてもすぐに、仮面ライダーディケイドが始まったので、売れなかったのではないかと思います。
私としては、あおもちゃ中心に話を進めてもらいたくないけど、ちょっと心配になるくらいに売る気が感じられませんでした。これだけ良いデザインのにもったいない気がします。
手に汗握る展開。ルークとの死闘
物語の中盤はなんといってもチェックメイトフォーの1人、ルークとの戦いが手に汗握りました。特にルークを倒すところで、ゆり、めぐみがイクサに変身するシーンは号泣でした(汗)
ルークを倒す時の戦闘シーンは、まるで格闘技の戦いを観ているかのように
いけ!そこだ!やれ!
心の中で叫んでしまいました。
ルーク自体、ろくでもない奴ですが、こういいった悪役が物語を引き立てるのだと思います。
ルークは仮面ライダーキバを盛り上げた最大の功労者だと思います。
健吾さんの良さ
仮面ライダーキバの好感度ナンバーワンはなんといっても襟立健吾さんです。
最初は一回きりの出演者かなと思っていましたが、あれよあれよと最終回まで登場。
コミュ症な渡を外に引っ張り出し、元気よく振る舞う彼の姿は見ているだけで元気が出ます。
そして、彼がやさぐれた時に明かされますが、普段、大阪弁でしゃべっていたけど、
元は東京生まれだということが明かされます。
シャイな自分を隠すために大阪弁にしていたという。。。涙ぐましい努力。。この話でさらに好感度アップ!
また、渡が家に引きこもるようになったときに、健吾さんが、
また友達になってくれ!
と言うシーンで、またまた好感度アップ!
口癖が「お前、めっちゃええやつやな!」でお馴染みな彼ですが敢えて言おう!
あんたがめっちゃええやつや!
自己の変化
仮面ライダーキバを観た前後で、こんな自分の変化がありました。
- 少し元気になった。
- 歩くのが早くなった。
- 人の目を見て話すようになった。
- 説明が上手くなった。
- 少しだけ声が大きくなった。
- 粘り強くなった。
なぜかはわかりませんが、コミュニケーション関係の変化については、渡のコミュ症が改善していくのをみて「自分でもできるかも?」と思えるようになったのかも知れません。「少し元気になった」「粘り強くなった」というのは、仮面ライダーキバのハラハラさせる展開を観ていて、現実逃避をすることにより、現実の不安が若干軽減されたというのもあるかもしれません(現実逃避は大事ですね!)「歩くのが早くなった」というのは、歩いている時に何故か名護さんがイクサに変身するときの歩き方のイメージが浮かびあがってきて、自然と足が速くなっていました。
好きな仮面ライダー観るだけで、成長できるなんてもうこの上ない。
仮面ライダーキバ!ありがとう!永遠なれ!