仮面ライダーディケイドという作品は、主人公・門矢士が様々な世界を渡り、最後にまとめのように教訓を言ってくれるから、大変学びやすい特撮番組の一つです。
平成仮面ライダーの元祖・クウガの世界での、門矢士の言葉がシビレましたので紹介します。
概要
八代刑事の笑顔のために戦っていた五代雄介。しかし、八代刑事から『世界中の人の笑顔のために戦っているところを観たい』という遺言を聞き、戦うことを選んだ雄介。
戦場に赴き、門矢士と雄介が共闘し、「人間は戦い続ける愚かな生き物」かのように説く敵に対し、に門矢士が応えるシーンです。
違うな!この男が戦うのは誰も戦わなくていいようにするためだ!
自分一人が闇に堕ちたとしても、
誰かを笑顔にしたい!そう信じている!
こいつが人の笑顔を守るなら
俺はコイツの笑顔を守る!
知ってるか?こいつの笑顔・・・・悪くない。
何かをするときの原動力
今回は戦う理由についての話ですが、戦いだけではなく「何かに取り組むとき」についても同じことが言えると思います。そういった時は一体、何が原動力になっているのでしょう?
・お金が稼げる
・誰かに褒められたい
・誰かに怒られたくない、がっかりさせたくない
などなど・・・
人それぞれですが、どんな原動力であっても、重い腰を上げて行動を起こせば結果はでます。
しかし、
結果が出た後はどうだろうか?と私は思いました。
例えば「お金を稼ぐ」を原動力だと考えてみます。
誰かを振り落としたり、傷つけたりしてまで、お金を稼いだ後の自分の気持ちはどうなるか?それに、なぜお金を稼ぐのか?ということも重要です。
「外車買って乗り回すため」
「重病の家族の医療費を支払うため」
では、全く意味が違ってきます。
そう考えていくと、今回の紹介したシーンにあるように
誰かを笑顔にする
というのは原動力として、非常に素晴らしい考え方だと思います。
何か取り組もう!挑戦しよう!と思ったときに、
もちろん、自分の心がワクワクするか?というのも大事ですが、少し立ち止まってきて、
誰が笑顔になるのか?
または
誰を笑顔にしたいのか?
を考えるとさらに、行動に拍車がかかると感じました。
笑顔・・・初代クウガの1つのテーマでもあったと思います。また、クウガ見返したい!