超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦を観て
久しぶりに、仮面ライダーの映画を観て泣きました。仮面ライダーの映画って、お祭り的な要素が強いので、泣けることは少ないんだけど、この映画は泣けました。最後のシーンが非常に良い!
※ネタバレです
この映画で学んだことはズバリ2つ
今を生きる
契約じゃなくて約束
今を生きる
トキがユウと別れる時に言ったセリフ
トキ「お前の今につながるように、私も今に生きる」
と、最後にオーナーがユウの好きな時間に寄り道を許可するといったが、断ったときのセリフ
ユウ「自分の今がどこか分かった。そこにいなきゃ、トキさんともつながらないんだ」
にグッときました。
「今に生きること」に専念するために、亡くなった母親の時間に戻らないことを決心したユウ
「今を生きる」というのは非常に重要なテーマで、
私が実践したい考えた方の一つ。
私は今、直面している現実よりも、過去や未来のことで、頭の中が一杯になっちゃうことがよくあります。
そのせいで、仕事でミスしたり、人の話を聞けなかったりすることがよくあります。
なので、このシーンを思い出すたびに、
今に生きなければ!
と思い、少しだけ、現実に戻れる気がします。
やはり、侑斗は精神的にも肉体的にも
かーなーり、強い!
契約じゃなくて約束
また、これも最後のシーンなのですが、デネブがユウに
「いつか逢えたら、俺はきっと、君を助ける! これは、契約じゃなくて・・・約束だ!」
といいます。
契約じゃなくて約束。
そもそも契約と約束、何が違うんだ?
国語辞典を引いてみました。
-契約-
《名・ス他》約束。一定の法律的効果を発生させる目的で、
相対する当事者の合意によって成立する、法律行為。
「民間企業と―する」出典:岩波国語辞典 第7版 新版
-約束-
1.《名・ス他》相手に対し、または互いに、取り決めを行うこと。
その取り決めの内容。「口―」
2.《名》(社会一般に約束⑴として通用する)規定。
3.《名》かねてから定まっている運命。約束事。
「前世の―」
4.《ス他》将来そうなることがほとんど間違いないという意を表す。
「この成功で花子には輝かしい前途が―された」出典:岩波国語辞典 第7版 新版
・・・・
「契約」の説明の中に「約束」って書いてありますね。。。
意味一緒じゃん!
しかし、少し読み進めていくと「契約」の方が「法律」という言葉が入り、
冷たい感じがします。
一方、「約束」の方は上記3.の意味のように、
「かねてから定まっている運命」
など、まさにデネブと侑斗の関係を表すような言葉が入っています。
「法律」よりも曖昧だけど、力強い感じがします。
で、結局何が言いたいのかというと、
大人になると、正社員契約だ、派遣契約だ、保険の契約だ・・・と契約だらけですが、
契約よりも約束の関係を築くこと
が、人生を豊かにすると思いました。
会社や人間関係のつながりは、一番初めは、「契約」の関係かもしれない、しかしそれが「約束」に変わったとき、辞書の言葉にもあるように運命めいた関係になっていくかもしれない。
そう。デネブとユウのように!
1、今を生きる
2、約束とは運命
ちなみに柳沢慎吾さんの「アバヨ!」は痺れました。ずっとこのネタ続けているけど、私は飽きない。というか味が出てきている。ここまで使い倒すと、もう伝統芸能だと思いました。継続の力ってすごい。