今回は仮面ライダーオーズ第6話「お洋服と契約と最強コンボ」から学んだことを紹介させてください。欲望と向き合う良い話です。
話の概要(ざっくりです)
比奈の学校の同級生に家庭が裕福でお金持ちな女性・山野がいた。
彼女は服を買うのが好きで、いつも大量の服を購入していた。
ある日、山野の父親の会社が倒産するが、それでも彼女は服を買うのをやめない。
比奈はそれを止めようとするが、言い争いになる。山野は激情したあげく、万札を床にばらまく。
現場にいた映司はその万札を拾い上げる。
映司がお金を拾う様子をみて、軽蔑する比奈。
しかし、彼はこう答える。
俺、色んな所行ったけど、何も欲しく無い人なんていないよ。お金じゃなくてもモノとか色々。そう思うのが生きるのに必要な国もあったし。欲しいっていうのは、そこはいいんじゃないって思う。大切なのはその”欲しい”って気持ちをどうするか・・・かも。後で返してあげて。
そして、拾った万札を比奈に渡す。
その後、山野は自分の欲望により誕生したヤミーを見て反省し、比奈は山野にこう話す。
”欲しい”って思うのは悪くない。大切なのはその気持をどうするか。
彼女は欲しい気持ちをどうしたか?考えてみた。
仮面ライダーオーズでは”欲望”というのが重要なファクター!欲望と向き合うためのヒントとなるのがこの名言なのです!
私は欲望だらけな人間なので、この名言にビビっと来ちゃいました。
ちなみに私はみんなから尊敬の目で見られることが大好きです!(大した努力もしないのにね。。。)
さて!話を本題に移し・・・
この話は、最後に山野がパン屋で働き、同級生と仲良く話すシーンで終わります。
彼女は結局、欲しい気持ちと、どのように向き合ったのでしょうか?
ちょっと考えてみました。
そもそも、この話の中で彼女は
「お金持ちな家庭だけど、セレブとはいえないような田舎暮らしだったから、引け目を感じていて、それで洋服を着るとその引け目が感じられなくなった。」
だから、洋服を購入していたそうです。
そういった事情を踏まえると
彼女の答えは3つあると思いました。
- 欲しいものは自分が働いたお金で買うと決めた。
- 服に頼らず友人と仲良くすることを決めた。
- 服も色んな服があるとわかり、パン屋のユニフォームもいいと思った。
こんなところでしょうか?
皆さんはどう考えたでしょうか?
”欲しい”って気持ちをどうするか?の時点で・・・
この名言の良いところは、
”欲しい”って気持ちをどうするか?
ということに気づいた時点で
欲望が半分消えているのではないか?
と私は思います。
欲しい!欲しい!と思う自分を外から冷静にみつめている。
そんな状態だと思うのです。
また、この名言は欲しいもの、つまり”欲望”という感情に限らず、
様々な感情にも使える名言です。
俺、今、怒ってるな。
凹んでるな
なんか、悲しいな・・・
怒り、落胆、悲しみ、欲望などなど・・・。
そういうことに気づいた時点で、
解放された感じになる。
自分が感情的になっているな
と思ったら、
○○って気持ちをどうするか?
という風に考えて、心を落ち着けてみようと思いました。