仮面ライダー電王に仮面ライダーゼロノスというキャラクターがいます。
彼は無限に変身できるわけではなく、変身できる回数に限りがあります。これは欠点ではありますが、
「あと〇回しか変身できない」
という制限をつけることにより、集中力が高まり、その分、パフォーマンスが上がっているのではないかと考察しています。作中では語られてはいませんが、それが彼の強さの1つなんじゃないかなと思っています。
現実でも同様で、回数を制限することで、パフォーマンスがあがると思ったことはありませんか?
例えばスポーツの練習などで「ラスト○回!」と言われると、集中力が高まった記憶はありませんか?
ゼロノスは、好きで回数制限をかけているわけではありませんが、現実においてもパフォーマンスをあげるコツとして、回数を制限すると良いと思います。
しかし、回数を制限するといっても、元々、何回でもできるものについて、制限をかけても効果はなさそうですよね?
と、ここは発想の転換。
パフォーマンスを挙げたいことについて、回数を制限するのではなく、
あと何回できるのか?
を数えてみると良いと思いました。
無限にあると思っていても、数えてみると意外と残り回数が少なかったりするものです。
例えば、ダンスを習っているとしましょう。
3ヶ月後に大会があり、優勝しなければなりません。ダンスレッスンで先生に直接教えてもらえるのは週に1回です。そうすると大会まであと何回先生からレッスンを受けられるでしょう?
4(週)×3(カ月)で12回ですね。
そう。大会まで12回しか先生とレッスンできないのです。
そう考えると少し身が引き締まりませんか?
「レッスンの前日までにはあの動きをできるようにしておこう!」
とか
「大会まであと12回しか先生に会えないから、レッスンの前日は聞きたいことを考えておこう!」
など、考えるようになるかもしれません。無理やり制限をかけるではなく、そもそも残り回数を数えることでもパフォーマンスは発揮できると思います。
これを私は勝手に
ゼロノス式トレーニング
と呼ぶことにしています。
私も、ダラダラと色んなことが、先延ばしになっているので、このゼロノス式トレーニングを実践していこうと思います。
例えば、私はアプリ開発したいと思っているのですが、そもそも平日は時間が取れても30分程度だし、休日も家庭の用事などで思うように取れません。とれても平均して1時間くらいです。そうすると一年間でどれだけプログラミングの時間がとれるのか算出してみました。
年間休日130日とすると平日は235日
平日30分×235日 = 114.5時間
休日1時間×130日 = 130時間
合計244.5時間
多いのか少ないのかわかりませんが、仕事でシステム開発をする際、プログラムの大小にもよりますが、新規のプログラムを1本製造してテストすると140時間くらいはかかります。
そして企画もしますので、その時間も含めたり、知らない技術を学んだりする時間も含めると1本が限度かもしれません。もし、ゲームを作るとなるとキャラクターデザインなどもあるので、さらに膨大な時間がかかるはず。結果、「1年に1本作れないかもしれない」という事実が浮かび上がってきます。
ちょっと現実味を帯びてきますよね・・・
そうすると毎日の開発の時間を大切に使うことができる!・・・・はず。