名作『レベルE』の名言!
冨樫義博先生の名作『レベルE』で非常に現実に使える名言があったので、その活用事例とやりかたを遊び半分で、語ってみたいと思います。
あいつの場合に限って常に最悪のケースを想定しろ。
『レベルE』コミックス1巻 P85
奴は必ずその少し斜め上を行く!!
という名言は有名でかつ、現実の様々な場面で使われる名言だと思います。職場、友人、家族関係すべてに対して使える名言です。
ただ、個人的には以下の名言も非常に大好きです。
ついでだ。我々も嫌われておこうじゃないか
『レベルE』コミックス2巻 P164
現実で非常に使える名言です。ていうか、使っています。
この名言は
マクバク族の王女御一行様をクラフト隊長が案内しているときに放つ名言です。
厄介だけど宇宙連盟的には無下にできないマクバク族に対して、我らがクラフト隊長が先陣を切って嫌われ役を買うときのセリフです。
マクバク族ほど厄介な相手というのは現実的にはいないでしょうが、
嫌いだけど利害関係考えると無下に扱えない相手
というのは、現実問題、大なり小なりいると思います。
苦手な上司、先輩・・・もしかしたら毒親?
そういう人に限って、こちらが仲良くしようとしてるのに、それを逆撫でしてくる反応を返してしてくるような気がします。
仲良くしようとする行為自体意味がなさそうな相手・・・
昨今の事情からなんたらハラスメントで法的に訴えるのも手かもしれませんが、その前に
ついでだ。この際、嫌われておこうじゃないか
『レベルE』コミックス2巻 P164
を思い出し、私は怒られてもいいって覚悟で接するようになりました。
実際やってみた
この名言を盾にして、嫌われる前提で相手に対し、無視してみたり、ちょっと声を荒げてみたりしました。
その結果どうなったか?
状況も変わる場合もありましたし、あまり効果はないときもあります。
しかし、一番は
自分の心が解放される感じがする
という感じです。
そもそも嫌われる前提だから、怒られたり態度が変わったりしても、心理的ダメージが低い。
むしろ、不謹慎ですが、
『あ、やっぱり怒ったこの人(笑)』
と思っていまい、逆に冷静になれたりしますい、
俺はやってやったぞ!
みたいな謎の自信が生まれます。
正しい行いか?
もしかしたら自分が間違っているかもしれない・・・その人たちだって悪気があるわけじゃないし、自分を守ってくれているときもある。。。
それも事実かもしれませんが、
もし、自分がその人たちと関わることで
自分の元気がなくなっていく
という感覚があるのであれば
正しくとか、正しくないとかは一旦、おいておき、距離を取るべきだと思います。
自分が元気でいて、更にその人と仲良くできる方法があれば一番良いとは思いますが、相手にその気持ちがなければ無駄だし、
そんなこと考える時間ももったいないし、月日だけが流れていくという感じがします。
嫌われるコツ~相手が怒るのではないか?~
嫌わる前提で接したら、相手が怒って逆に嫌がらせしてきた!
そんなこともあると思います。
私の見解ではそれはまだ嫌われていない状態です。
『怒る』ということは、自分にまだ期待がかかっている状態なので、わたしからすればまだまだ、甘ったるい状態です。
コツは相手を怒らせるというよりも、諦めさせる状態に持っていくということ、
完全にシラケさせる!
そんな感じで対応しています。
立場が不利になるのではないか?
もちろん、
相手に諦めてもらう。
ことによって、相手からの恩恵を受けられなくなる。
しかし、実際、実行してみると、
相手からあまり恩恵を受けとっていない。むしろ心理的被害を含めると、被害の方が大きいはず。
逆に相手もこちらを少しアテにしていたことに気づくことが多いと思います。
いきなり強敵に使わなくてもいい
正直、この言葉を実践している私も頻繁に立場が上の強敵とやりやってるわけではありませんし、はっきりと物申せないときもたくさんあります。
私自身、元々小心者で、誰かに話しかける際、
嫌われていないであろう人に対しても、
『嫌われるのではないか?』
と疑心暗鬼になってしまい話しかけるのをためらうことがあります。
そんなときはこの言葉を思い出し
話しかける勇気をもらっています。
こちらの話かたが悪かったら反省すればいいし、むしろそんなんで嫌われたり、怒ったりするなら
諦めてもらえるくらい嫌われればいい。。
その分、その人と関わる時間が減り万々歳です。