受験シーズンになってくると、
やればできる!頑張ればできる!
のような言葉をCMなどでよく見かけます。
私はそれに違和感を感じます。っていうか大っ嫌いです!!
やればできるのかどうかを自分で考えなきゃいけない大切な時期に押し付けんなよ!思考停止させんなよ!って話です。
仮面ライダーキバにおいて、それに対する問題提起がされている(勝手に解釈している)話を見つけたので紹介します。
話の概要
紅音也は、ゆりに、ある少女にバイオリンを教えることになります。その少女は親からの英才教育を受けており、バイオリンのオーディションに合格しなければなりません。音也は彼女にアドバイスをしてオーディションに合格させます。
その後、少女は音也のバイオリンの演奏を聴きたいといいます。
音也がバイオリンを弾くと、その素晴らしい演奏に少女は意気消沈し、少女は「音也のように、バイオリンを弾くことができない」と言います。
ゆりは、これからもっと練習すればできるようになるといいますが、少女はバイオリンを弾くことを辞めると言います。続けてこういいます。
私、親に言われるがまま、バイオリンをやってきたの。
だけど私、本当は・・・・バイオリンを本当にやりたいって思ったこと1度もない。
そのあと、音也はこういいます。
これからは本当にやりたいことだけをやるんだ。心の声に耳を澄ませろ
といいます。
頑張ればできるのか?
なぜ、少女はバイオリンを弾かないと言ったのか?
上達しないから?
音也の演奏が上手すぎて、へそを曲げたから?
違いますよね。
バイオリンを弾くことがやりたいことじゃないと気づいたから
でしょう。
もし仮に上達して、周りから褒められたとしても、やりたくないことで上手くなっても…
辛くなるだけですよね。
というか、上手くならない!
ゆりが少女に掛けた言葉
「これからもっと練習すればできるようになる」
は、やりたいことをやっている人に対してかける言葉であって、やりたくないことをやらされている人に対してかける言葉ではないと思いました。
受験のCMにあるような
「やればできる」みたいなCMがありますが、受験とはやらなければいけないことなので、この時に使うのは違和感を感じてしまいます。
言うのであれば、
効率よく終わらせちゃおう♪終わらせたら好きなことが待ってるよ♪
みたいな言葉を掛けてあげるべきだと思いました。
ちなみに、やりたくないのに、辞められることに対してかける言葉は
そんなの辞めちまえ!人生は有限だぞ!
って言葉を掛けましょう(笑)
とにもかくにも、やりたいことを見つけるのが先決!
ただ、この話だけでは
本当にやりたいことを見つける方法がわからない。
音也は「心の声に耳を澄ませ!」いいますが、その詳細な方法を知りたい!
今度追加記事書いてみるかな。。。
今回紹介した話
今回紹介した話は、仮面ライダーキバ第18話 カルテット・心の声を聴け からの抜粋でした。
脚本:米村正二